モデルステップ

"Models" セクションには以下のエレメントが含まれます。

モデルリスト

プロジェクトに含まれるモデルの名前とタイプが一覧表示されます。

Add Model

Connect to FMU Model

モデルリストに新しいエントリを追加し、FMUモデル(バージョン2.x)に接続できるようにします。

Connect to Simulink Model

モデルリストに新しいエントリを追加し、Simulink®モデルに接続できるようにします。

Connect to TSim Plugin

モデルリストに新しいエントリを追加し、TSiMプラグインモデルに接続できるようにします。

Connect to ASCET6-PSL Model

モデルリストに新しいエントリを追加し、ASCET PSL(PC Simulation Target)モデルに接続できるようにします。

Import ASCMO Model

ファイルオープンダイアログが開き、ASCMO-STATICまたはASCMO-DYNAMICモデル(*.ascmo*.ascmodyn)をインポートして、モデルリストに新しいエントリを追加することができます。

Rename

別ウィンドウが開き、選択されているモデルの名前を変更することができます。

Delete Models

テーブル内で選択されているモデルをプロジェクトから削除します。テーブル内では、CtrlShift による標準的な選択機能が使用でき、また Lmb を押し下げたままカーソルをドラッグして複数のセルや行を選択することもできます。

入力のマッピング

Input Mapping 領域では、Model リスト内で選択されているモデルのオプションを編集することができます。これらのオプションは、モデルごとに異なります:

FMUモデルバリアント

  • FMU Modelフィールドと Validate All ボタン

    *.fmu モデルファイルのパスと名前を指定します。パスとして %ProjectPath% を指定すると、自動的にMOCAプロジェクトのパスに置き換わります。

  • FMU Parallelization チェックボックス:最適化を高速化するためのFMUの並列化をオン/オフします。
  • Reset Mode コンボボックス

    リセットモードを選択します。このモードはFMU最適化のパフォーマンスに影響します。詳細はツールチップを参照してください。

  • Steady State チェックボックス

    定常状態モデルを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。

    で、定常状態オプションを開いて設定します。Simulation Step Size(モデルのベースサンプルタイム)、Time until steady stateAverage last(定常状態終了までの平均時間)の時間を秒単位で入力します。定常状態を参照してください。

Simulinkモデルバリアント

  • Pre Load Script フィールド / ボタン

    モデルがロードされる前に実行されるMスクリプト(初期化スクリプト)のパスと名前を指定します。パスとして %ProjectPath% を指定すると、自動的にMOCAプロジェクトのパスに置き換わります。

  • Simulink Model フィールド / Open Model ボタン

    最適化したいSimulink®モデル(R2012aより前のバージョンでは *.mdl、R2012a以降では *.slx)のパスと名前を指定します。Open Model をクリックすると、Simulink®でモデルが開きます。

  • Post Load Script フィールド / ボタン

    モデルがロードされた後に実行されるMスクリプトのパスと名前を指定します。

  • Data sample time フィールド

    測定データのサンプリングレート。

    開く

    ステップ幅 dT = 0.1 の場合、3つの測定ポイントは以下のような時間ベクトルになります。

    [0 0.1 0.2]

    動的データとしてインポートされたデータには時間ベクトルが含まれますが、複数の時間チャンネルから求められた共通の基本データレート(最大公約数)がSimulink®モデルに渡されます。

    シミュレーションと最適化の実行速度が最大になるのは、測定データのレートとSimulink®モデルのレートが一致する場合です。それ以外では、レートに応じた入力と出力の補間処理が必要になります。

    注記 

    Data sample time の値は、モデルのステップサイズと異なる場合があります。

  • Data Sample Time:Simulink®への入力として与えられる値を入力します。このフィールドは、静的データ(時間チャンネルを含まないもの)に限り編集可能です。一般的に、この値はモデルの固定ステップ幅と同じです。

    または

    Time per Step(静的状態に関連):データの行ごとのシミュレーション時間を入力します。

  • Steady State チェックボックスと Average last [s] フィールド

    定常状態モデルを使用する場合は、このオプションをオンにします。

    Steady State をオンにした場合は、平均値の算出に使用する直前の時間幅を入力します。

  • Allow Fast Restart チェックボックス

    "Fast Restart" で正しく初期化できないSファンクションに対してSimulink®モデルの "Fast Restart" を無効にするには、このオプションをオフにします。

  • 開く"Parameter Mapping" 領域

    • Scan Model

      Simulink®モデルのパラメータが検索され、推奨されるモデルパラメータへの割り当てが提示されます。Simulink®モデルの検索とパラメータのマッピングを行う または "Scan Model <model_name> for Parameter Mapping" ウィンドウ を参照してください。

    • Edit Mapping

      "Mapping of <parameter>" ウィンドウが開きます。最初に初期化スクリプトが実行された後、モデルがロードされ、既存のMATLABワークスペース変数が表示されます。

      Enumerations タブでこのボタンをクリックした場合は、"Change Masked Block" ウィンドウが開き、値と設定を変更することができます。

    • Delete Mapping

      選択されているマッピングを削除します。

    • Get Calibration from Simulink

      MATLAB®を起動して初期化スクリプトを実行し、Simulink®から軸と適合変数を取得します。

    • メニューボタン

      以下のエントリを含むドロップダウンメニューが開きます。

      • Create New MOCA Parameter

        "Create Parameter" ウィンドウが開き、新しいMOCAパラメータを作成することができます。パラメータを作成するを参照してください。

      • Edit Mapped MOCA Parameter

        "Edit Parameter <parameter_name>" ウィンドウが開き、パラメータ設定を編集することができます。

      • Import MOCA Parameters

        "Import Parameters" ウィンドウが開き、Excelファイル(*.xls*.xlsx)、DCMファイル(*.dcm)、CSVファイル(*.csv)のいずれかからMOCAパラメータのリストをインポートすることができます。パラメータのみインポートするを参照してください。

      • Set Transpose Parameter for all Mapped Maps

        Conversion Table 列の内容を Transpose Parameter に変更します。

    • Show Advanced チェックボックス

      "Parameters" タブにおけるテーブルデータの詳細情報の表示/非表示を切り替えます。

    • >>/<<

      MOCAパラメータを素早く選択するための検索リストの表示/非表示を切り替えます。テーブル内の "MOCA Parameter" コンボボックスを選択すると、一覧が表示されます。

    • マッピングテーブル(パラメータ)

      列の名前

      意味

      MOCA Parameter

      Simulink®パラメータに類似する名前のASCMO-MOCAパラメータが表示されます。

      類似する名前のASCMO-MOCAパラメータが存在しない場合は、この列で、任意のASCMO-MOCAパラメータを選択することができます。

      Type

      Simulinkパラメータのタイプが表示されます。表示される値は、ScalarCurveMapCube-3DCube-4D のいずれかです。

      Table Data Simulink

      Simulink®ブロックパラメータ内の "Table data" または "Constant value" の内容が表示されます。

      Breakpoints 1 Simulink -

      Breakpoints 4 Simulink

      Simulink®ブロックパラメータ内の "Breakpoints <n>" フィールドの内容が表示されます。

      "Breakpoints <n>" フィールドを使用しないSimulink®エレメントの場合は、空白となります。

      Conversion Table

      ASCMO-MOCAとSimulink®とでカーブ、マップ、3D/4Dキューブの表現が異なる場合は、この列を使用します。

      ASCMO-MOCAで必要なのは、1~4次元配列です。Simulink®では3D/4Dキューブが複数の2次元行列や1次元ベクトルとして表現される可能性があります。

      Transpose Table Data

      -

      行列の行と列を差し替えます。ASCMO-MOCAm x n 行列を期待し、それに対してSimulink®n x m 行列を提供するような場合に使用します。

      開く例:

      ASCMO-MOCAが期待する行列:

      Simulink®が提供する行列:.

      3D/4D Cube as 2D Matrix

      -

      Simulink®が3D/4Dキューブデータを2D行列として提供する場合に使用します。

      開く例:

      ASCMO-MOCAが期待する3D行列:3Dmatrix(:;:;1) = および 3Dmatrix(:;:;2) =

      Simulink®が提供する行列:.

      Row Vector

      -

      以下の例のように、Simulink®が行列/キューブデータをベクトルとして提供する場合に使用します。

      開く例:

      ASCMO-MOCAが期待する行列:

      Simulink®が提供する行列:.

      Transpose Parameter

      -

      Transpose Table Data(テーブルデータの反転)を行い、軸を反転します。

      Conversion Axis

      各軸(Breakpoints 1 Simulink - Breakpoints 4 Simulink)の行と列を入れ替えます。たとえば、1x66x1 に変換します。

      Count Breakpoints 1 Simulink -

      Count Breakpoints 4 Simulink

      この列を使用して、Simulink®変数にブレイクポイントの数を書き込むことができます。

      各列に変数名を入力します(例:numBreakpointsX in column "Count Breakpoints <x> Simulink")。ASCMO-MOCAはその変数を作成し、適切な値を割り当てます。

    Simulink®パラメータをマッピングするSimulink®モデルの検索とパラメータのマッピングを行うを参照してください。

    Enumerations タブの場合は、Simulink®モデルのサブシステムマスクのマッピングされたパラメータと値がリストアップされます。

  • 開く"Input Mapping" 領域

    • Scan Model

      Simulink®モデルの入力が検索され、推奨されるモデルパラメータへの割り当てが提示されます。

    • Delete

      選択されている入力マッピングを削除します。

    • >>/<<

      ASCMO-MOCA Nameを素早く選択するための検索リストの表示/非表示を切り替えます。テーブル内の "MOCA Name" コンボボックスを選択すると、一覧が表示されます。

    • マッピングテーブル

      列の名前

      意味

      MOCA Name

      インポートされたデータ列とファンクションのノードが表示されます。

      Simulink Input

      Simulink®入力が一覧表示されます。

      この表記規則は以下のとおりです。

      • In(n):スカラ入力ポート

      • In(n):Vector(m):ベクトル入力ポート

      • In(n):Bus('BusSignal'):バス信号の入力が想定される入力ポート。入力ポートは、Bus Creatorによる入力ポートに置き換えられます。

      • Simin('myFromWorkspace'):FromWorkspaceブロックを使用します。ワークスペース変数 myFromWorkspace が設定されます。

        ここではベクトルとバスも使用できます。例:Simin('myVariable'):Vector(1)Simin('myVariable'):Bus('mySignal')

      • ReplaceWithSimin('mySubsystem/myBlock'):任意のブロックをFromWorkspaceブロックに置き換え、適切な変数を設定します。これはLABCAR-OPERATORポートなどで使用されます。

      • Simin('myVariable', 'myTimeVec'):1つのFromWorkspaceブロックが、そのブロックマスク内の2つの信号([myTimeVec, myVariable])を使用します。これはこの表記によって実現されます。

    Simulink®入力をマッピングするを参照してください。

  • 開く"Output Mapping" 領域

    • Scan Model

      Scans Simulink®モデルの出力が検索され、推奨されるモデルパラメータへの割り当てが提示されます。さらに、出力マッピングを追加することができます。

    • Delete

      選択されている出力マッピングを削除します。

    • マッピングテーブル

      列の名前

      意味

      MOCA Name

      Simulink®出力とToWorkspaceブロックのASCMO-MOCA名が表示されます。

      Simulink Output

      Simulink®出力が一覧表示されます。

      この表記規則は以下のとおりです。

      • Out(n):出力ポート

      • Simout('mySimout'):ToWorkspaceブロックを使用します。ワークスペース変数 mySimout が読み取られます。

      • ReplaceWithSimout('mySubsystem/myBlock'):任意のブロックをToWorkspaceブロックに置き換え、適切な変数を設定します。これはLABCAR-OPERATORポートなどで使用されます。

    Simulink®出力をマッピングするを参照してください。

  • Validate

    Simulink®モデルを検証します。エラーが発生すると、エラーレポートが発行されます。テストが成功すると、成功メッセージが表示されます。

  • Set Calibration チェックボックス

    このオプションをオンにすると、ASCMO-MOCAの現在の適合値がSimulinkに転送され、それを用いて検証が行われます。オフにすると、オリジナルのSimulink®の適合値を使用して検証が行われます。

TSiMプラグイン

  • "TSiMプラグイン" フィールドと Validate ボタン

    TSiMプラグイン のパスを入力、または選択します。

    をクリックして、ファイルオープンダイアログでTSiMプラグイン*.mexw64)を選択します。

    Validate をクリックして、モデルをロードできるか、さらにコンフィギュレーションが有効であるかをチェックします。モデルは実行されません。グループ軸に関する問題点が自動的に修復されます。

    Info Button をクリックして、開く"Info" ウィンドウ を開きます。ウィンドウには、ファンクションに関する情報とTSiMプラグインのバージョンが表示されます。TSiMプラグインのバージョンに応じて、異なる情報が表示されます。

  • Steady State チェックボックス

    定常状態モデルを使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。

    で、定常状態オプションを開いて設定します。Simulation Step Size(モデルのベースサンプルタイム)、Time until steady stateAverage last(定常状態終了までの平均時間)の時間を秒単位で入力します。定常状態を参照してください。

    "Simulation Step Size" ドロップダウンリストではモデルのステップ幅を設定します。現在のサンプルレートと、計算された推奨レートがツールチップに表示されます。"Time Base" の設定で "Multi Rate" を選択する必要があります。これは、データステップで "Import Dynamic Data" を実行した場合にのみ使用できます。ASCMO Data Importを参照してください。

  • DLL Parallelization チェックボックス:最適化を高速化するためのDLLの並列化をオン/オフします。
  • DLL InitializationDLL Initialization ウィンドウが開き、初期値を設定することができます。

ASCET6-PSLモデルバリアント

  • "ASCET-PSL Model" フィールドと Validate All ボタン

    ASCET-PSL DLLファイルのパスと名前を指定します。パスとして %ProjectPath% を指定すると、自動的にMOCAプロジェクトのパスに置き換わります。

ASCMOモデルバリアント

  • Import Models:インポートするASCMO出力を選択します。

  • 入力のマッピング

    列の名前

    意味

    ASCMO Input Name

    ASCMO-STATICASCMO-DYNAMIC入力の名前が表示されます。

    MOCA Name

    ASCMO-STATICASCMO-DYNAMIC入力をMOCA入力チャンネルまたはファンクションノードに割り当てることができます。

    互いに名前が一致するASCMO入力とMOCA入力チャンネル/ファンクションノードは、自動的にマッピングされます。

  • Initial Output Value

    モデルに出力の初期化が含まれている場合は、最初に測定または推定された出力値を使用して内部ステートが初期化されます。

    列の名前

    意味

    Signal or Value

    ASCMO-DYNAMIC出力の名前が表示されます。

    MOCA Name

    ASCMO-DYNAMIC出力をファンクションノードまたはデータチャンネルに割り当てることができます。データチャンネルの1番目の値をモデル初期化に使用します。ファンクションステップ内のモデル式では、モデル入力の最後の値が初期化に使用されます。

    初期値を手入力するには、列をクリックして値をキー入力します。

    互いに名前が一致するASCMO出力とMOCAファンクションノードは、自動的にマッピングされます。

参照

モデル

定常状態

操作方法(モデルステップ)

ステップ4:モデル