ASCMO-DYNAMIC ExpeDes
ASCMO-DYNAMIC ExpeDesは、実験計画法(Design of Experiments (DoE))に基づいて実験計画を作成するツールです。
「実験計画法」は、未知のシステムをデータに基づいてモデリングするための手法です。最初のステップは実験計画の立案です。ここで立案した計画に基づいて最小限の測定を行うことにより、モデルトレーニングに用いられるデータが得られます。モデルは数学的近似法を基礎とし、測定対象システムの挙動を再現することができます。
モデリングの最終目的は、システム挙動を評価し最適化することです。内燃機関を例にとれば、パフォーマンスの最大化、および燃費と排ガス排出量の最小化を実現するための最適な出力変数を導き出す入力変数を決定することにあります。
ASCMO-DYNAMIC ExpeDesの操作手順
ASCMO-DYNAMIC ExpeDesでは、以下のステップに従って実験計画を作成します。
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ステップ1:一般設定("General Settings")
最初のステップとして、実験計画の測定ポイント数、および入力の数とコンフィギュレーションを定義します。
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このステップでは、各入力について、測定範囲の制限を設けることができます。
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ステップ3:入力の圧縮("Input Compression")
このステップでは、測定空間の各領域ごとに測定ポイントを圧縮することができます。
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ステップ4:定常状態ポイント("Steady State Points")
このステップでは、実験計画内で「留まる頻度」を持つ動作ポイントを定義することができます。さらに、「定常状態フェーズ」とその期間を定義することができます。
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ステップ5:ブロック構成("Block Configuration")
このステップでは、実験計画を、個別に測定できる複数のパーツ(「ブロック」)に分割できます。各ブロックは実験計画の要件に相当し、空間充填的なものになります。
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ステップ6:スニペット設定("Snippet Configuration")
このステップでは、外部の走行サイクルを実験計画に組み込むことができます。
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ステップ7:演算入力("Calculated Inputs")
このステップでは、所定の式によって演算される入力を定義して追加することができます。
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このステップでは、プロジェクトと実験計画自体のプロパティが表示され、ファイルにエクスポートすることができます。