GPS地図
GPS地図が開き、緯度と経度の測定シグナルで構成されるGPSトラック(走行経路)が地図上に表示されます。これにより、道路や地形などの地理的情報と関連付けて測定データを分析することができます。たとえば走行試験中に発生したエンジンモジュールの異常な挙動をオフライン分析するような場合にも、走行経路を考慮した効率のよい作業が行えます。
さらに、走行速度などの「インジケータシグナル」を、論理シグナルまたはアナログシグナルとして追加することができます。論理シグナルの場合、シグナルのステートによってトラックの色が変わります。アナログシグナルの場合、トラックはカラーグラデーションで表示されます。
MDAでは、ライセンスが不要なオープンソースのストリートマップが使用されています。
Using the GPS Map でも、GPS地図ウィンドウを作成して、ズームやスクロールを行う方法や、GPS地図ウィンドウを他の分析ウィンドウと同期表示させる方法が説明されています。
V8.7以降のGPS地図
分析ウィンドウのタイプのひとつ。GPSデータ(緯度と経度のシグナルで構成されるGPSトラック)を地図上に表示します。においては、地図の代わりに青い背景が表示され、警告メッセージが表示される場合がありますが、これは、Windows Defenderファイアウォールによってダウンロードがブロックされていることが原因です。地図データを読み込むには、PCのファイアウォールにおいて以下のポートを開放し、ブロックを解除する必要があります。詳しくはユーザー側のIT部門にお問い合わせください。
- ポート443(HTTPSによるアクセス)
- URL:maps.omniscale.net
以下の操作を実行できます。
- GPS地図の表示プロパティを設定する
- シグナルを追加する
- GPS地図
- インジケータシグナルに基づくトラックの色を定義する
- イベントシグナルを追加する
- ズーム操作を行う
- トラック全体を表示する
- 特定の時間範囲の走行位置を確認する
- カーソルを表示する
- シグナルを削除する
ウィンドウ間の同期に関しての詳細は、分析ウィンドウの同期を参照してください。
この分析ウィンドウに関するすべてのプロパティは、すべて プロパティ ドッキングウィンドウで設定することができます。各プロパティにマウスポインタを合わせるとツールチップが開き、設定に関する詳しい説明が表示されます。
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以下のいずれかを行います。
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分析ウィンドウ内で
をクリックします。または
-
分析ウィンドウを選択して Alt+Enter を押します。
または
-
分析ウィンドウ内を右クリックして、ショートカットメニューから プロパティ を選択します。
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- 変数エクスプローラまたはコンフィギュレーションマネージャで、緯度と経度のシグナルを選択します。
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選択したシグナルを、レイヤタブ上、またはレイヤの空白部分にドラッグ&ドロップし、ショートカットメニューからGPS地図ウィンドウを選択します。参照: シグナルを新しい分析ウィンドウに割り当てる
GPS地図ウィンドウが開き、地図とトラックが表示されます。
V8.7は、選択されたシグナルの名前から、"lat"が含まれるシグナルを緯度、"long"が含まれるシグナルを経度の座標に割り当てます。割り当て結果が正しくない場合は、
をクリックして割り当てを逆にしてください。
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目的のトラックのカラーアイコンをクリックします。
-
色を選択します。
ファイルごとに色を割り当てる方法については、各ファイルの色を定義する を参照してください。
トラック上で特定の条件を満たす区間を見分けられるようにするため、インジケータシグナルに基づいてトラックに色を付けることができます。
インジケータシグナルで指定された色は、トラックの色と測定ファイルに対して定義された色を上書きします。
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シグナルを追加するを参照して、GPS地図ウィンドウにトラックを作成します。
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第3のシグナルを選択し、GPSマップウィンドウのトラックリストのエントリに追加します。
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シグナルのタイプに応じて、GPSマップウィンドウのトラックリストで色を定義できます。
2つの異なる色を定義することができます。これにより、論理シグナルのトラックは色が変化し、アナログシグナルのトラックはカラーグラデーションで表示されます。
注記
表示シグナルとして使用できるのは論理シグナルとアナログシグナルに限られ、列挙シグナルなどは使用できません。
GPS地図にイベントシグナルを追加すると、そのイベントが発生した場所がピンアイコン
で示されます。
複数のトラックが存在する場合は、アイコンはトラックと同じ色で表示されます。アイコン内の稲妻の色は、イベントのタイプ(ポーズイベント、コメントイベント、適合操作など)を表します。
以下のいずれかを行います。
- ズームイン(拡大)を行うには、
をクリックします。 -
ズームアウト(縮小)を行うには、
をクリックします。または
- マウスホイールでズームイン/アウトを行います。
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をクリックすると、トラック全体が表示されるように地図のスケールが調整されます。
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特定の時間範囲においてどのトラックを確認するには、タイムスライダで時間範囲を指定します。参照:時間軸のナビゲーションと同期
選択された時間範囲のトラックが濃い青色で表示され、それ以外の範囲は薄い青色で表示されます。
同期モードにおいては、同期マスタとなる分析ウィンドウによって提供されるカーソルが表示されます。カーソルは、GPS地図ウィンドウ上で直接移動でき、同期マスタウィンドウのカーソルの動きにも追従します。
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コンフィギュレーションマネージャで、目的のシグナルをGPS地図ウィンドウから削除します。
または
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GPS地図ウィンドウで、シグナルを右クリックしてショートカットメニューを開き、トラックの削除 を選択します。
または
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GPS地図ウィンドウで、シグナルを選択して、Delete キーを押します。