時間軸のナビゲーションと同期
測定ファイルから読み込んだシグナルとそのデータを分析する際には、分析対象となる特定の時間セグメントに移動することが必要です。これは、時間範囲をズームしたりスクロールしたりすることによって簡単に行えます。また、多数のシグナルが存在する場合は、データを複数の分析ウィンドウに分散させることによって、データの視認性を上げることができます。しかし場合によっては、予期せぬ挙動の根本原因の特定や相関関係の記録を行うため、分散させた各分析ウィンドウのデータを並行して観察することが必要になります。その際には、複数の分析ウィンドウで同時にズームやスクロールを行えるような同期機能が必要です。このようなズーム、スクロール、同期の動作はすべて、各分析ウィンドウのタイムスライダ
時間軸のナビゲーション(ズームなど)に使用されるパーツ。で行うことができます。
タイムスライダには、現在のコンフィギュレーションに割り当てられているすべての測定ファイルの時間範囲が表示されます。新しい測定ファイルを追加すると、タイムスライダの範囲が自動的に更新されます。
タイムスライダは、分析ウィンドウのタイプに応じて表示される時間軸のスケールが「可変」または「固定」となり、機能も変わります。各分析ウィンドウは以下のように分類されます。
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分析ウィンドウのタイプ |
可変スケール |
固定スケール |
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絶対値バーチャート |
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差分バーチャート |
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イベントリスト |
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GPS地図 |
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ヒストグラム |
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オシロスコープ |
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散布図 |
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シグナルディストリビューションチャート |
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ソータブルリスト |
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統計データ |
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テーブル |
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ビデオ |
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タイムスライダには、全時間範囲、またはその一部の区間が表示されます。このタイムスライダを用いて、ズーム、スクロール、同期を行うことができます。表示されている時間範囲の正確な開始時刻と終了時刻はツールチップに表示され、ここで範囲を変更することもできます。ツールチップに表示される小数部桁数は、ズームレベルによって異なります。ツールチップを使用して時間範囲を変更する方法については、タイムスライダによるズーム操作を参照してください。
ズーム倍率を上げていくと、タイムスライダは、精密な操作が行える拡大モード(下図)に切り替わり、時間範囲全体に対する現在の表示範囲の相対的な位置を把握することができます。
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現在表示されている時間範囲 |
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ズーム倍率を上げて精密モードになると、この拡大スケールが表示されます。 |
時間スケールを変更できないタイプ(固定時間スケール)の分析ウィンドウでは、タイムスライダはスクロールと同期だけをサポートします。タイムスライダの中の青い線は、ズーム機能がないことを表すものです。この青い線は、現在表示されている範囲の先頭のタイムスタンプを示しています。表示時間範囲をキー入力で指定する方法については、表示時間範囲をキー入力で指定するを参照してください。
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可変スケール |
固定スケール |
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参照