軸の設定
以下の操作を実行できます。
- 選択ホイールを使用してシグナルを割り当てる
- 共有の値軸を使用する
- 個別の値軸を使用する
- 軸の値範囲をスクロールする
- 時間軸をスクロールする
- 軸の値範囲をズームする
- 最小値/最大値を指定して値軸の範囲を設定する
- 値軸の範囲をプリセットする
- シグナルを割り当てるデフォルト軸を指定する
- 軸の名前を変更する
- 値軸の数値表記を定義する
- 値軸を削除する
既存のオシロスコープにシグナルを割り当てるには、「選択ホイール」を使用することができます。選択ホイールは、シグナルをオシロスコープに割り当てたり、ドラッグ&ドロップでオシロスコープ内を移動したりする際に表示されます。
- シグナル(複数可)をオシロスコープの波形表示部またはシグナルリストの希望する位置にドラッグします。そのままマウスボタンを放さず保持すると、円形の選択ホイールが表示されます。
-
ホイールの以下のいずれかの部分にシグナルをドロップします。
全シグナル用の共有軸
すべてのシグナルを1つの軸に割り当てます。
単位ごとの共有軸
同じ単位のシグナルを同じ軸に割り当てます。
シグナルごとの軸
各シグナルを個別の軸に割り当てます。
元の軸割り当てを保持
移動/コピー元のオシロスコープの軸を保持します。
このオプションは、既存のオシロスコープからシグナルを移動/コピーする際にのみ使用できます。
新しいストリップ
現在のストリップの下に新しいストリップを作成します。
ホイールの下側の3つのオプション領域を拡張すると、さらに軸に関するオプションを選択することができます。
同じ軸を共有できるのは、データタイプと表記が同じシグナルに限られます。「マッピング不可」シグナルは単位が不明なため、単一の軸に表示されます。
論理シグナルとイベントシグナルは、どこにドロップしても常に専用のストリップに割り当てられます。
Oscilloscope - Settings for Signal and Axes でも、オシロスコープのシグナルや軸の設定を変更する方法が説明されています。
値の範囲が近いシグナルは、以下のように1つの値軸を共有して表示することにより、比較しやすくなります。共有の値軸を使用するには、以下のように操作します。
- シグナルリストで、共有の値軸で表示したい複数のシグナルを、Ctrl、または Shift を押しながら選択します。
-
それらを右クリックしてショートカットメニューを開いて、1つの共有軸で表示 を選択します。
シグナルリストでシグナル(1つまたは複数)を選択し、それを移動先の値軸までドラッグ&ドロップします。選択された複数のシグナルが1つの値軸に表示されます。ただし移動先の値軸の データ表記
シグナルの表示形式。物理値、2進数、16進数などがあります。 が異なる場合は、移動しません。
他のシグナルと値軸を共有して表示されているシグナルは、以下のようにして個別の値軸で表示することができます。
- 以下のいずれかを行います。
- 共有軸を右クリックしてショートカットメニューを開きます。
- シグナルリスト
オシロスコープウィンドウに割り当てられたシグナルのリスト。シグナルリストは独立したUIパーツで、シグナル値(カーソル位置の値など)や、その他のメタ情報が表示されます。ここでシグナルの表示/非表示を切り替えることもできます。内で、個別の軸に表示したいシグナルを右クリックしてショートカットメニューを開きます。
- 個別の軸で表示 をクリックします。
- スクロールする軸にフォーカスを移動します。
- 以下のいずれかを行います。
- マウスホイールを前後に動かすか、またはマウスの左ボタンを押し下げて、そのまま上下に動かします。
- または、ストリップ
オシロスコープの波形表示部を上下に帯状に分割したパーツ。ストリップごとに異なるY軸とシグナルを割り当てることができます。1つのオシロスコープ内のすべてのストリップは、同じX軸を共有します。上でマウスの左ボタンを押し下げ、そのまま上下に動かします。 - ↑/↓ を押します。
タイムスライダ
時間軸のナビゲーション(ズームなど)に使用されるパーツ。 を使用して、目的のタイムスタンプまで素早くナビゲートすることができます。参照: 時間軸のナビゲーションと同期.また、以下のようにキーボードで操作することもできます。
- 左に移動するには、Page Up キーを押します。
- 右に移動するには、Page Down キーを押します。
- 時間軸の先頭に移動するには、Home キーを押します。
- 時間軸の末尾に移動するには、End キーを押します。
- ズームしたい軸にマウスカーソルを合わせます。
- 以下のいずれかを行います。
- Ctrl キーを押しながらマウスホイールを前後に動かして、拡大/縮小します。
- Ctrl を押しながらマウスの左ボタンを押し下げます。そのままマウスカーソルを上下に動かして拡大/縮小します。
- Ctrl+↑ / Ctrl+↓ キーを押して、拡大/縮小します。
Oscilloscope - Settings for Signal and Axes でも、オシロスコープのシグナルや軸の設定を変更する方法が説明されています。
アナログストリップの各値軸の表示範囲は軸の値で直接設定することができます。論理ストリップの軸範囲は0~1に固定されていて、変更できません。
軸範囲を調整するには、以下を行います。
- プロパティウィンドウの 軸 タブをクリックします。
- 軸の最小値と最大値を指定するには、以下のいずれかを行います。
- 連続シグナルの軸の場合は、値を直接入力します。
離散シグナルの軸の場合は、値をドロップダウンリストから選択します。
シグナルのデータ表記(HEX値、実装値)を変更していた場合は、データ型に応じて値軸の表示範囲が変わります。これを超える値を入力すると、値は自動的にデータ型に応じた上限値または下限値に設定されます。
表示範囲を自動調整してシグナルの値が全面に表示されるようにするには、値に合わせてズーム の機能を使用します。
アナログストリップにおいては、各シグナルの値軸の表示範囲をプリセットできます。プリセットした表示範囲は「お気に入り範囲」と呼ばれ、
をクリックして呼び出すことができます。また、オシロスコープや散布図ウィンドウに新たにシグナルを割り当てる際に、この範囲をデフォルトの軸範囲として使用することができます。
軸範囲をプリセットするには、以下のように操作します。
-
目的の軸の お気に入り範囲 列に表示されている灰色の星印をクリックします。
最小値と最大値が青い太字で表示されている場合は、現在の表示範囲がその軸のお気に入り範囲として登録されていることを示しています。
軸のお気に入り範囲を変更するには、表示範囲を変更してから再度 お気に入り範囲 列の星印をクリックします。登録されたお気に入り範囲は取り消すことはできません。値の変更のみ可能です。
共有軸の場合は、その軸に割り当てられた全シグナルの最小値と最大値を考慮して範囲が算出されます。
データ表記が実装値(HEXまたはDEC)に変更されている場合は、お気に入り範囲は設定できません。
-
オシロスコープ上の値軸にお気に入り範囲を適用するには、以下のいずれかを行います。
-
すべての値軸についてお気に入り範囲を適用するには、オシロスコープウィンドウのツールバーの
をクリックします。 -
個別の軸、ストリップ、シグナルについてお気に入り範囲を適用するには、そのアイテムを右クリックしてショートカットメニューを開き、お気に入り範囲を適用 をクリックします。
-
軸値の表記形式を指定する スケール表示モード には、3通りのモードがあります。
これは スケール表示モード ドロップダウンメニューで定義できます。
|
スケール表示モード |
説明 |
|---|---|
|
標準 |
軸上に表示される値は、常に通常の数値(12,345,678、0.000001など)で表示されます。 |
|
指数表記 |
値は常に指数表記で表示されます(例:800は 8 E+2、0.1は 1 E-1と表示されます)。 |
|
自動 |
軸の上限値が10,000,000より大きい場合、または範囲が0~0.0001の場合に限り、指数表記で表示されます。それ以外の範囲の値は、標準表記になります。 |
設定作業を簡略化するため、プロパティウィンドウにおいて、シグナルを軸に割り当てる際のデフォルト処理を定義しておくことができます。
- プロパティウィンドウの 分析ウィンドウ タブをクリックします。
-
軸の割り当て オプションで以下のいずれかを選択します。
- 単位ごとに1つの軸
- 1つの共通軸
- 個別の軸
この設定は、シグナルを Insert キーで、またはコンフィギュレーションマネージャ内でシグナルを分析ウィンドウに追加する際に適用されます。変数エクスプローラや他の分析ウィンドウからシグナルを新たに追加する場合は、そのシグナルが共有軸に割り当てできる場合に限り使用されます。
ドラッグ&ドロップでシグナルを追加した場合は、選択ホイールが表示されます。参照:選択ホイールを使用してシグナルを割り当てる
同じ軸を共有できるのは、データタイプと表記が同じシグナルに限られます。「マッピング不可」シグナルは単位が不明なため、単一の軸に表示されます。
別のオシロスコープウィンドウからシグナルを移動/コピーした場合は、元のオシロスコープの軸割り当てが保持されます。
-
以下のいずれかを行います。
-
分析ウィンドウ内で
をクリックします。または
-
分析ウィンドウを選択して Alt+Enter を押します。
または
-
分析ウィンドウ内を右クリックして、ショートカットメニューから プロパティ を選択します。
-
-
軸 タブを選択します。
-
名前の設定 列で、チェックボックスをオンにして軸の新しい名前を入力します。
新しい名前は、セルを離れると自動的に適用されます。
- 削除したい値軸を右クリックします。
-
ショートカットメニューから 軸の削除 を選択します。
-
軸が削除され、その軸を使用いしていたシグナルも分析ウィンドウから削除されます。