フェーザ図

フェーザ図(phasor diagram)は、電圧、電流、位相角などのAC(交流)量を可視化して分析するためのものです。これらの量は、位相ベクトル、すなわち簡略化された静的な形で波形を表す回転ベクトルとして表示されます。

これにより、割り当てられシグナルの大きさと位相間の差を容易に把握することができます。それぞれの位相は、事前定義された色(赤、緑、青など)で示されます。

電圧ベクトルは実線、電流ベクトルは破線で表されます。ベクトルの長さは、電圧または電流シグナルの振幅を表します。電圧ベクトルと電流ベクトルの間の角度は、各相における両量の位相シフトを表します。

以下の操作を実行できます。

シグナルを追加する

  1. 入力シグナルを、個別に図の上のテーブルにドラッグ&ドロップします。
  2. シグナルが、物理量と位相を考慮して正しく割り当てられたことを確認してください。

シグナルを置換する

すでに割り当てられているシグナルを置換する

  1. 別のシグナルをテーブル内のセルにドラッグ&ドロップします。

シグナルを削除する

シグナルの削除はコンフィギュレーションマネージャでのみ行えます。

  1. 割り当てられたシグナルを確認するには、目的のフェーザ図のビューを展開してください。
  2. 削除したいシグナル(複数可)を選択し、ショートカットメニューのエントリを使用して削除します。

シグナルを移動/コピーする

フェーザ図に割り当てられているシグナルを別の分析ウィンドウに移動またはコピーするには:

  1. 他の分析ウィンドウに移動またはコピーしたいシグナルを選択します。

  2. 以下のいずれかを行います:

    上記の操作は、コンフィギュレーションマネージャ内でも同じ要領で行うことができます。

    他のレイヤの分析ウィンドウにシグナルを移動/コピーするには、目的のレイヤのタブにシグナルをドラッグしてそのレイヤにナビゲートします。

    新しい分析ウィンドウを作成するには、シグナルを現在のレイヤまたは他のレイヤの空白部分にドラッグ&ドロップします。

    シグナルを移動/コピーする際には、MDAが、移動/コピー先の分析ウィンドウが元の分析ウィンドウで使用されていた表記をサポートしているかをチェックします。サポートしていない場合は、物理値で表記されます。

シグナルを新しい分析ウィンドウに割り当てる

ビデオチュートリアル Selecting Signals でも、シグナルを選択して任意の分析ウィンドウに割り当てる方法が説明されています。

表示範囲を編集する

プロパティウィンドウで、最大表示電圧最大表示電流 の値を変更します。編集された値が、対応するグラフィック表示のスケールに反映されます。

プロパティウィンドウには、表示範囲に関する2つのオプションがあります:

値の名前

値の意味

最大表示電圧

表示される最大の電圧値。

最大表示電流

表示される最大の電流値。