分析ウィンドウ

測定シグナルの分析に使用する「分析ウィンドウ」には以下のタイプがあります。

開く 絶対値バーチャート

絶対値バーチャートは、特定の時点における複数のシグナルの値をバーチャート(棒グラフ)で表示し、ユーザー定義された制限値の範囲から外れたシグナルをハイライト表示します。

開く 配列ビューワ

配列ビューワは、配列の要素を直接表示します。この分析ウィンドウは、配列データタイプのデータを表示し、1つのタイムスタンプに対して抽出されたすべての値を表示すると同時に、1つの分析ウィンドウにすべての配列をビジュアル表示します。

開く 差分バーチャート

差分バーチャートは、ある特定の時点における、ウィンドウに割り当てられているすべてのシグナルの平均値からの各シグナル値の差分を視覚化します。最小値と最大値を示す補助線も表示され、データの概要を容易に把握することができます。

開く イベントリスト

検索条件に該当するイベントを検索することができます。以下のような用途に適しています:

  • シグナルの値が変化したタイミング(タイムスタンプの値)を調べる
  • MDFファイルに保存されたイベントデータ(適合操作、ポーズイベント/コメント、マーカーコメントなど)を表示する

開く GPS地図

GPSトラック(GPSで記録された走行経路)が地図上に表示されます。このウィンドウにより、地理的データと関連付けて通常の測定シグナルを比較・分析することができます。

開く ヒストグラム

定義された時間範囲内のシグナルの測定値がグラフ表示されます。以下のような用途に適しています:

  • 度数分布のグラフ表示

開く オシロスコープ

測定データがグラフ表示されます。以下のような用途に適しています:

  • 数値シグナルの変化、特に周期的なシグナルや振幅の大きなシグナルの変化を視覚的にとらえる
  • 計測された時間全体に渡るシグナル値の変化や、複数の測定ファイルに保存された同一シグナルの値の違いについて、概要を把握する
  • 長時間に渡って計測された2つのシグナルの値を比較する

開く フェーザ図

フェーザ図は、電圧、電流、位相角などのAC(交流電流)の量をビジュアル表示し、分析します。これらの量は、位相ベクトル、すなわち簡略化された静的な形で波形を表す回転ベクトルとして表示されます。それと共に、割り当てられたシグナルの大きさや、赤、緑、青などのあらかじめ定義された色で示された位相間の相違が簡単に確認できるようになります。

開く 散布図

2つのシグナルの値が、直交する2つの値軸に沿ったデータサンプルの分布として表示されます。以下のような用途に適しています:

  • 2つのシグナルの相関関係を分析する
  • サンプルの分散状態を視覚的に捕える

開く シグナルディストリビューションチャート

シグナルディストリビューションチャートでは、ある時点における個々のシグナル値の分布を素早く把握することができます。

開く ソータブルリスト

ソータブルリストでは、多くのシグナルを迅速に評価することができます。ある時点において、割り当てられた全シグナルの平均値からの偏差が最大であるシグナルと最小であるシグナルを特定するのに役立ちます。

開く 統計データ

数値シグナルの統計値(平均値、最小値、最大値など)を表示します。以下のような用途に適しています:

  • シグナルの統計的属性を分析して、シグナルの特性や品質を調べる
  • 複数のシグナルを比較する

開く テーブル

測定データがテーブル形式で表示されます。以下のような用途に適しています:

  • 数値シグナルと非数値シグナルを分析する
  • 特定のタイムスタンプにおけるシグナル値を詳細に読み取る

開く ビデオ

ビデオウィンドウには、INCAのビデオアドオンを使用して記録されたビデオファイル(映像ファイル)を表示することができます。他の分析ウィンドウと同期させることにより、映像と測定データを組み合わせた分析が可能になります。

ビデオウィンドウを使用するには、INCA用ビデオアドオンのライセンスが必要です。

参照