データタイプの推論機能

各入力シグナルにはさまざまなデータタイプが定義されていて、そのタイプは変数エクスプローラの タイプ 列に表示されていますが、演算シグナルの演算式における中間結果のタイプは、入力シグナルのタイプと演算の種類に応じて自動的に選択されます。この処理は「タイプの推論機能」と呼ばれます。

演算処理は、内部的に複数の式を用いて記述され、それぞれの式において異なるタイプの入力と出力が使用されます。ここではタイプの推論機能により、各入力に一致したタイプの組み合わせが選択されます。完全に一致するタイプが見つからない場合は、各入力は以下のように、より大きな類似タイプに変換されます。

  • 符号付き整数から、より大きな符号付整数へ
  • 符号なし整数から、より大きな符号なし整数へ
  • 整数から64ビット浮動小数点へ
  • 論理値から数値へ

変換例:

  • 異なるサイズの符号付き整数と符号なし整数を含むビット演算が存在する場合は、タイプの推論機能により、すべての入力のタイプと同じ、またはそれより大きなサイズのうち、最小のサイズが選択されます。
  • 数値演算(加算、乗算など)がダブルタイプでのみ使用されていると、タイプの推論機能により、常に入力がダブルに変換されます。