インターセクションプロット

ある 1 個の出力についてモデルトレーニングを行うと、以下の形式の関数が導き出されます。

youtput = f(xinput_1,...,xinput_n)

これを表示すると n+1 次元空間の超平面になり、n > 2 ではグラフィック表示できなくなります。

そこで、ASCMO-STATICのメインウィンドウでは超平面をグラフィカルに表示する代わりに、この超平面を通るn 個の交点を表示します。これは「インターセクションプロット」と呼ばれます。これらの各交点においては1つの次元だけが変化して他の次元の値は定数になるので、以下のようになります。

youtput = f(xinput_1), ..., youtput = f(xinput_n)

n 個の入力とm 個の出力がある場合、インターセクションプロットは n x m 個になります。入力 x1, ..., xn(インターセクションプロットの下)と出力 y1, ..., ym(インターセクションプロットの左)によりマトリックスが形成され、その交点においてそれぞれのインターセクションプロット y1 = f(x1), ..., ym= f(xn) が表示されます。

1 つの出力が2 つの入力に依存する場合は、図62のように表示されます。

図62: 2 次元交点のインターセクションプロットで表されるn+1 次元超平面(n = 2 の場合)

上図の例は、回転数 speed と負荷 load に対する出力 NOx_rel(NOx の相対排出量)の依存性モデルを示しています。

第1の交点は定速の平面で発生します。このインターセクションプロットでは、NOx 排出量には負荷に対する関数依存性があることがわかります(図の左)。他のすべての入力パラメータ(この例では回転数のみ)は一定のままです。

第2の交点は定負荷の平面で発生します。このインターセクションプロットは、NOx 排出量が回転数に依存することを示しています(図の右)。