RMSEとR2を用いたファンクション評価

R2による評価

最も重要な変数は決定係数R2です。この指標によりファンクションは以下のように評価されます。

  • 決定係数R2の値は最大で1になります。この場合、ファンクションの予測値は各測定値に正確に合致します。

  • ファンクションが、すべての入力データについて、測定される出力の平均を単純に予測する場合は、R2の値は0になります。R2が負の値の場合は、予測結果が単純な予測よりも悪いことを示します。

  • R2が1であることは完全な一致を意味し、ファンクションの予測がすべて測定データと一致します。ただし一般的な測定データにはノイズが含まれています。この場合、R2が1であることはオーバーフィッティングであることを意味します。ノイズを考慮したうえでより高いR2を目指すようにしてください。

  • 各信号は、それぞれ異なる精度で測定されたものである可能性があります。信号によってはR2が0.6であっても十分に優れた品質であるといえます。その反面、他の信号では、R2が0.99を超えないと好ましい品質とはいえない場合もあります。

RMSEによる評価

絶対誤差RMSEは、個別に評価する必要があります。

  • 最良の場合、RMSEは実験再現性と同程度の望ましさになる可能性があります。
  • R2が望ましい値であっても、モデリングされた変数の変動範囲が非常に大きい場合などは、RMSEが小さくなり過ぎてしまう可能性があります。
  • R2の値が小さくても、ファンクションの入力パラメータ全域にわたり、モデリングされた変数の変動範囲が僅かである場合などは、RMSEは十分に望ましい値になっている可能性があります。

参照

RMSE(平均二乗誤差)

決定係数R2