モデル

ASCMO-MOCAでは、一連の式として定義されたモデルや、インポートされたモデル(ASCET、FMU、Simulink、ASCMO-STATICASCMO-DYNAMICで作成されたもの)を使用することができます。これらのモデルはASCMO-MOCAプロジェクト内のファンクションノードとして使用できます。

外部モデルのインポートと接続は、モデルステップで行います。

  • ASCETモデル

    ASCMO-MOCAでASCETモデルを使用するには、ASCETとASCET-PSLで *.dll ファイルを作成する必要があります。この *.dll ファイルをASCMO-MOCAプロジェクトに追加します。ASCET/FMU/Simulinkモデル、TSimプラグインを追加するを参照してください。

    ASCETモデルは、ASCMO-MOCAでは「ブラックボックス」として扱われます。モデルの内容は変更できず、インポート時にはASCETモデルやASCETへのリンクは作成されません。

  • FMUモデル

    ASCMO-MOCAでFMUモデルを使用するには、FMIで *.fmu ファイルを作成する必要があります。この *.fmu ファイルをASCMO-MOCAプロジェクトに追加します。ASCET/FMU/Simulinkモデル、TSimプラグインを追加するを参照してください。詳細は

    注記 

    ASCMO-MOCAは、FMI 2.xまたはFM 3.xを使用したFMUモデルをサポートしています。FMI 1のFMUモデルはサポートしていません。

    この操作では、FMUファイルの名前のみがASCMO-MOCAプロジェクトに追加されます。モデル自身を開くことはできません。最適化の際には、FMUモデルはブラックボックスとして扱われます。つまり、ASCMO-MOCAはモデルに対して入力を渡し、出力を受け取るのみです。モデルが出力を算出する方法はASCMO-MOCAからはわかりません。

    Linux FMU(FMUにWin32またはWin64バイナリが含まれていないもの)の実行はサポートされていますが、それには適切なLinuxイメージが存在する必要があります。WSL2(Windows Subsystem Linux)がインストールされていれば、Linuxバイナリを含むFMUを実行することができます。仮想マシンには、ZeroC Iceとlibgompが必要です。

    たとえば、Debianには以下のようにしてインストールできます。

    sudo apt install libgomp1

    sudo apt install libzeroc-ice3.7 libzeroc-ice zeroc-ice-compilers zeroc-ice-slice

    インストールするIceのバージョンは3.7.6以降である必要があります。

  • Simulink®モデル

    ASCMO-MOCAでSimulink®モデルを使用する方法は、チュートリアルのステップ4:モデルを参照してください。

  • ASCMO-STATICASCMO-DYNAMICモデル

    これらのモデルはブラックボックスとして使用されます。インポートされたモデルからASCMOプロジェクトへのリンクは失われ、モデルはASCMO-MOCAプロジェクトの一部になります。

    インポート時には、インポートする出力(一部またはすべて)を選択することができます。各出力は、それぞれ個別のモデルとして追加されます。ASCMO-STATIC/ASCMO-DYNAMICモデルをインポートするを参照してください。

  • TSiMプラグイン

    TSiMプラグインASCMO-MOCAで使用するには、*.mexw64 ファイルが必要です。これはFMUに似たボッシュ独自のファイルフォーマットで、一般的に、コンパイルされた形式(DLL)でコントロールユニットの機能を表現します。

    このフォーマットは、ASCMO-MOCAでのシミュレーションとパラメータ最適化に使用することができます。

参照

モデルステップ

ASCET/FMU/Simulinkモデル、TSimプラグインを追加する

ステップ4:モデル - Simulinkモデルのみ(チュートリアル)

ASCMO-STATIC/ASCMO-DYNAMICモデルをインポートする