ASCMO-MOCAの応用分野

本項では、ASCMO-MOCAの幅広い応用分野について、概要を紹介します。

ECUのセンサデータの適合

  • パラメータの最適化

  • 時間に依存する動的ファンクションの最適化

  • ECUモデルのパラメータ設定(シリンダ充填、トルク、...)

ASCMO-MOCAを使用して適合を行うと、以下の一連の効果が得られます。

  • 計測と分析の工数低減による効率向上

  • 複雑性への対応

  • データ品質の向上

  • モデルの再利用化

研究、機能/システム開発

  • 実験用エンジンの迅速な適合と評価
  • エンジンモデルを使用した新しい機能(新しいコントローラストラテジなど)の開発と試験
  • 未知のシステムの分析と最適化

研究・開発の領域においては、さまざまなインパクト解析が行え、システムをより短時間でより深く把握することが可能になります。

ASCMO-MOCA Runtimeの応用分野

ASCMO-MOCAの「ランタイムバージョン」は、一部の機能へのアクセスが制限されています。制限をかける理由としては、IP保護や、重要な情報が不用意に変更されてしまうことを防ぐ、といったことがあります。

このランタイムバージョンはPCに単独でインストールできますが、メインバージョン(開発者用バージョン)と同じPCにインストールして同時に運用することもできます。

注記 

ランタイムバージョンでは、ファンクションの作成や修正が行えません。

 

ASCMO-MOCA Runtimeでは以下の作業が行えます。

  • 定常データや過渡データのインポートと、名前のマッピング
  • 変換規則(変換パラメータ/変換式)の定義
  • パラメータとシステム定数のインポート、エクスポート、作成、削除、編集
  • パラメータの反復的な最適化と適合

特に、最適化条件を含むプロジェクトを作成した担当者とは異なる別の担当者が最適化を行うようなケースにおいては、ASCMO-MOCA Runtimeのインストールをお勧めします。

知的財産の保護や安全性の確保に役立ちます。

  • ファンクションや最適化ロジックに関する特殊なノウハウを他の担当者と共有する必要がありません)。.
  • 重要なパラメータや設定は最適化を行うユーザーによって変更されません。予期しないモデル挙動の発生を防止することができます。